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鳥が見つけた温泉?和倉&山代で北陸の伝説とリラックス旅 ♨【北陸復興支援】

北陸地方には、古くから語り継がれる数々の伝説が存在します。中でも和倉温泉山代温泉はどちらも鳥が発見したと言い伝えられています。この記事では、そんな歴史や伝説をサクッと紹介しながら、観光情報もお伝えします!(記事の最後に北陸MAPで場所を紹介)

シラサギが見つけた和倉温泉

1046年~1053年頃、土地に暮らしていた漁師夫婦が、湯気立つ海で傷ついたシラサギが身を癒しているのを発見。海に手を入れてみたところ暖かいお湯が出ているのに気が付き、“湯の湧き出づる浦”涌浦(わくら)が発見されました。

その涌く浦(わくうら)がなまり、和倉と呼ばれるようになったと伝えられています(*1)

カラスが発見 山代温泉

725年、行基という高僧が霊峰白山へ修行に向かう途中で、羽を傷めたカラスが湧水で傷を癒しているのを見つけました。この湧水が実は温泉であったため、人々はこれを「烏の湯」と呼び、親しんできました。また、このカラスは古事記日本書紀にも登場する伝説の霊鳥、三本足のヤタガラスとされています。(*2)

和倉温泉♨のおすすめポイント

和倉温泉では、四季折々の食事が楽しめる点が大きな魅力です。

: 「能登ふぐ」と呼ばれる10種類のふぐが水揚げされます。中でも、石川県でのみ作られるふぐ卵巣の糠漬けは特に珍味として人気があります。

: サザエやアワビなどの新鮮な海の幸がおすすめです。また、能登の伝統野菜である金糸瓜(そうめんかぼちゃ)もこの時期に楽しむことができます。

: 新米の季節で、美味しいお米とともに、通常の3倍の太さを誇る「沢野ごぼう」が名物です。また、イイダコが旬を迎え、タコ料理も見逃せません。

: 冬の和倉温泉といえば、やはりカニが主役です。さらに、寒ブリやなまこもこの時期ならではの美味しさを堪能できます。

四季を通して楽しめる「能登牛」も和倉温泉ならではの一品です。能登牛は、血統が明確な黒毛和牛で、石川県での飼育期間が最長であること、さらに肉質等級がA3以上またはB3以上であることが条件となっています。流通量が少ないため、能登を訪れた際にはぜひ味わいたい逸品です。

山代温泉♨のおすすめポイント

山代温泉は、昔ながらの温泉文化と九谷焼の探訪が楽しめる場所です。

温泉文化: 山代温泉には、「総湯」と「古総湯」という二つの公衆浴場があります。「総湯」は加水なしの源泉の共同浴場で、「古総湯」は当時の入浴方法である「湯あみ」を再現した共同浴場です。総湯を中心に旅館やお店が並ぶ温泉街を散歩しながら地元の方と語らえば「旅に出た感」を満喫することができるでしょう。

九谷焼探訪: 国指定史跡の九谷焼窯跡展示館や九谷焼美術館、さらには九谷焼の窯元など、九谷焼の歴史に触れることができる施設がたくさんあり、九谷焼の歴史を学びながら、実際に九谷焼作りを体験することもできます。

さらに、山代温泉にある薬王院温泉寺は五十音「あいうえお」の発祥の地と言われています。住職を務めていた明覚上人が創始者だとか。

歴史と文化に思いを馳せながら浸かる良質な温泉は、また格別な体験となるでしょう。

まとめ

和倉温泉山代温泉にまつわる伝説とその歴史を振り返ると、北陸地方がいかに豊かな自然と文化に恵まれているかがわかります。鳥が見つけたとされる温泉地は、単なる観光地に留まらず、地域の復興と心身のリラックスをもたらす大切な役割を担っています。古くからの伝説が今も息づく北陸の温泉地で、癒しのひとときを過ごしてみませんか?これからも、温泉とともに歩む北陸の未来を応援していきましょう!

 

*1: 参考:http://www.hosenkaku.jp/page2

*2:参考https://yamashiro-spa.or.jp/introduction/