昔から温泉と観光で人気の箱根、最近は外国からのお客様も多いようですが、残念ながら「箱根」というブランドに頼りすぎてしまったのか、宿泊料金とサービスが見合わない施設が増えてきたように思います。
そのため、「箱根を観光したら必ず箱根に泊まる」を一歩進め、箱根観光を楽しんだ後、別の場所に移動して宿泊するプランを考えてみました。箱根観光とは異なる魅力を持つ場所で宿泊するのもまた一興。皆さんの旅がより良い物となるよう参考にしてみてください（記事の最後に位置関係のMAPを掲載）
箱根の主な観光エリア
箱根の中心を路線図で見るとこんな感じです。
箱根にはいくつかの魅力的な観光エリアがあります。その中でも特に人気なのが、以下の二つのエリアです。これらのエリアにある観光施設を1日で全て巡るのは少々ハードですので、先ずは訪れたい観光地、体験したい事等を事前に絞ると良いでしょう。
・大涌谷エリア
ケーブルカーやロープウェイを利用してアクセスするこのエリアは、火山活動が生み出した独特の風景が楽しめます。黒卵で有名な大涌谷のほか、美術館等も複数あるので興味ある場所をじっくり選んでおきましょう。
・芦ノ湖・箱根神社エリア
芦ノ湖での遊覧船や、パワースポットとして知られる箱根神社があるこのエリアは、湖畔の美しい風景と歴史的な雰囲気を楽しめます。
宿泊地のおすすめ 
箱根観光を満喫した後は、近隣の観光地で宿泊して、さらに旅を充実させましょう。以下に、観光ルートに応じたおすすめの宿泊地を紹介します。
①熱海エリア
箱根湯本から大涌谷→芦ノ湖へと移動する場合、宿泊先として熱海が最適です。
芦ノ湖畔の「元箱根」からは、熱海行きの直通バスが運行しており、所要時間は約1時間です。このルートは、山を下りながら海を眺める絶景ドライブとなり、特に天気の良い日には絶好のドライブコースとなります。
熱海に宿泊すれば、翌日は熱海城やトリックアート美術館を楽しむことができます。また、訪れる季節によっては、熱海梅園の梅や桜、夏の海水浴、秋の紅葉、冬の花火大会など、箱根とは異なる魅力を味わえます。
②御殿場エリア
箱根湯本から芦ノ湖→大涌谷へと移動する場合は、御殿場周辺のホテルに宿泊するのも良い選択です。桃源台駅から御殿場駅までは直通の路線バスが運行しており、所要時間は30分～40分とアクセスも良好です。
御殿場エリアに宿泊すれば、翌日は御殿場プレミアムアウトレットでのショッピングや、富士サファリパークでの動物観察を楽しめます。また、地ビールで有名な「時の栖」では、ビールを片手にリラックスするのも良いでしょう。このエリアでは、箱根とは異なるリゾート感を満喫できます。
まとめ
大涌谷や芦ノ湖といった人気スポットを楽しんだ後、熱海や御殿場など近隣のエリアで宿泊することで、旅の楽しみをさらに広げることができます。熱海では海の絶景や豊富な観光施設を、御殿場ではショッピングや自然体験を満喫でき、箱根とは異なるリズムで旅を楽しむことができるでしょう。自分の興味や旅行スタイルに合わせて、最適なプランを選んでください。
